「桃山ビート・トライブ～再び、傾かん〜」
もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ「桃山ビート・トライブ～再び、傾かん〜」観劇しました。
これはもう舞台見に行ったと言うより現場。だって、めちゃくちゃ踊るもの！型破り新進気鋭なダンスバンドユニットちほ一座が、政治権力のしがらみに翻弄されながらも自分の信じる音楽をやるお話。
気になった方はぜひYouTubeのダイジェストを見てください。
「桃山ビートトライブ ～再び・傾かん～」スポット30秒
あらすじ
普通の尺度で物を考える人間(小平太)が、自分の信じる道しか信じられない人間(ちほと藤次郎)と行動を共にすることの葛藤が丁寧に描かれていたなあ。全体的にすごくキャッチー。いやもっと早くに謀反したら助かったのでは？とかストーリーにツッコミどころもありますが。
宇宙Sixの最終兵器、原嘉孝
原くんの演技がとても自然で、かわいげもあって。役者としての原くんは安心感すらある。
そういや、6/15カテコから帰るときに0番でぎゅーってハグする原りょめっちゃかわいいんですけど、あれ毎公演やってるんですか？あとなんかりょちゃんめっちゃにこにこしてたけど、耳元で原ちゃんなにか言ったのかな〜。めっかわ〜
山本亮太好きが桃山を見ないのは嘘だと言ってくれ
それくらい山本亮太の存在に釘付けになってしまった。出雲阿国一座に出戻りした小平太を連れもどせなかったちほにかける藤次郎の「帰ろう」が本当にすごく、良かった。行間に、努めて明るく、優しくの形容詞が並ぶような、いろんなものを押し込めて今目の前にいるちほに向き合ってかけた言葉で。目の前のことができねえやつに先のことなんて考えられるわけない！って言う藤次郎の、優しさだけかき集めたようなそんな一言だった。
そして、山本さんの三味線の弾き方が本当にかっこよくて！痺れた！ナッシングスだったかな？ライブパフォーマンスが売りのバンドで、技術は個人練で高めるものだからバンド練習ではいかにかっこいい弾き方をするかパフォーマンス性を重視するって話を思い出した。
桃山ビートトライブ2/3公演マント引っかかっちゃって最後のキメシーン笑いながらはじめてる藤次郎a.k.a.山本亮太さん、オタク的にはめちゃくちゃふふってなってしまうし、ちほ一座全員がにやにやしながらやまりょ見てるのもかわいかったのでもうなーんでもいいや！(大の字)ってなりましたね。桃山は本当に山本さんのいいところがめちゃくちゃ詰まってる。当たり役としか言いようがない。
藤次郎っていい男だよね
ちほが娘たちに踊りを教えるところで藤次郎たちが童謡みたいな曲を弾き始めた時「型破りは基本を知った人だけができる」って言葉を思い出したんですよ。藤次郎も基本的な踊りの曲は弾けるんだな〜と。誰か師の元で型を教わったのかな。弥介も弾いてたから即興かもしれんけど笑
でもきっと藤次郎ならちゃーんと「よくある子供が踊るような曲」を弾いてくれるんじゃないかなあと思うんですよね。自分のためにしか物事をしてこなかったちほ一座が、誰かのために自発的に何かをするきっかけになったのが娘たちだと思うので。こじつけかもしれんけど、藤次郎ほんま優しくていい男や…
水野さんに目を奪われた話
肉体言語に特化してそうだなという点で、水野さんと山本さんが似た者同士だろうなという空気を感じる。ちほを通してしか見てないけど。
カテコで原くんを手招きする水野さんがイケメンすぎて抱いて？！ってなった。眼差しがメチャ良いんですよね。カンパニーの仲の良さがカテコでも感じられて、いい座組みなんだろうなあと。
2019/06/15 夜 スペシャルカテコ挨拶
山本くん
「こんなに急に踊り始めると思わなかったでしょ？振付師さんがね、大変なこと言うから。」
めちゃくちゃ息切れしてる笑
星野さん
「再演で同じ役なのですが、原くんをはじめとした新しいメンバーと一緒にやることで新鮮な気持ちで役に挑みました。まさかこんなに踊らされるなんて思わなかったですが（笑）」
山本「星野さん稽古場で静かに動画見てるなと思ったらずっとこれ(スペシャルカテコ)の(振付)動画見てるの！」
副島さん
「ありがとうございました。京都公演ということで、キャスト一同で桃山ビートトライブの舞台になった場所に行かせていただきました。本当に実際すごくて、舞台でやった以上に処刑場とかね、惨かったんです。見に行かせてもらったことで、こちらも気が引き締まりました。真面目な話はこれくらいで、原ちゃんりょうちゃんと場所変わって。
(はらりょ立ち位置チェンジ)
マント引っかかってるなら演奏すな！(ぺしんと叩く笑)とってからやったらいいのに！無理に弾くから(音合わせてくれてる演者さん)が、かすった音なってた！」
山本くん「なんだよ腹立つなあー！言うなよ〜！」
副島くん「いやあれは言うでしょ！」
山本くん「こいつこういうとこあるんだよな」
