愛してやまない

観劇ログ、はじめました。

演劇ハイキュー!! “はじまりの巨人”

 ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!! “はじまりの巨人”観劇しました。須賀健太くん卒業と聞いたので、慌ててハイステ履修です。須賀健太くんの日向は見たいでしょ。他キャストもぴったりだったな。自然に見れました。
 
 原作に思い入れありすぎてOP時点でストーリー思い返して号泣するオタクなんだけど、傾斜床大好きマンとしては舞台セットから大満足でした。奥まで見やすいし、小道具転がしたりいろいろできるから演出の幅も広がるよね。回転床ついてるから、傾斜差によって中の骨組みが見えて視覚的に高低差理解させられたのも良かった。
 
 キャストがダンスとアクロバットの達人ばっかりで、見応えあったなあ。ほぼ走るか踊るか飛んでるかなんだけど、アクロの高さが変わらない!男側宙をあのダイナミックさでやられたら好きにもなる!バレーのポーズを印象付けるからストップモーション多いし、和久南なんてごりごりのロッキンっぽかったんだけど(でも曲はドルソンっぽかった)、振り付け左さんなんだね?!豪華だ……。
 
 2.5舞台だけど、三次元に寄せるんじゃなくて、どれだけ二次元にするかって感じ。擬音がそのまま出て来るのが好き。コマ割りされてない分、大人数が全員主役っぽく舞台に立ってるから視線の集中が難しいな。多ステしたらどの場面も飽きなくて楽しいんだろうけど、ストーリーが頭に入ってても目が泳いだから、ある意味すべての役者が主役になりうる2.5らしいなあって印象。多人数競技だし、青春群像劇といえばそう。
 いくらハイパープロジェクションと銘打ってても、最後の青城の映像だけで繋がれるのはなんだかなあ。そこまで前作に思い入れがないと、画質悪いスクリーンだなって印象に映像が負けるのでもったいないように思える。